薬剤師のアトピーブログ

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アトピー関連の事や、薬の事、日常調べた事まで幅広く書いていきます

アトピーはうつる?うつらない?

病院でアトピー性皮膚炎と診断された人は「どんな病気なのか」「人に移ることはあるのか」という事が気になると思います。

 

アトピーがどんな病気なのか書いた記事があるのでこちらを参考にしてみてください。

kunipei.hatenablog.com

 

結論からいうとアトピーは細菌・真菌・ウイルスが原因の病気ではないので

うつることはありません。

一緒にお風呂に入ろうが、肌が触れようが、回し飲みしようが問題ないです。

 

しかし、アトピーという病気は肌が壊れやすく細菌などに感染しやすくなっています。

もしそのような病気が併発した場合は注意が必要です。

 

とびひ伝染性膿痂疹)の場合

とびひ黄色ブドウ球菌や溶連菌などの化膿菌による感染症黄色ブドウ球菌によるものがほとんどですが、溶連菌やその他の雑菌によるものなど多くの種類があります。

 

基本的には抗生剤で治療しますが、原因菌の種類が多いため、病原菌を特定し、どの抗生剤が効くのか試験を行って、抗生剤が処方されます。

Drによっては、症状から原因菌を予想して抗菌薬を決める先生もいますね。

 

子ども同士で非常にうつりやすいので、最後に入浴し、お湯はその都度流しましょう。また、タオルやシーツからもうつるので、気をつける必要があります。

 

白癬菌の場合

白癬菌はカビの仲間で、そのカビの菌糸が皮膚の中に食い込んで発症します。発症する部位によって、体白癬、足白癬、手白癬、爪白癬などと呼ばれます。

水虫、たむし、はたけなどが含まれます。体白癬は、リング状の湿疹が患部に出て、相当強いかゆみがあることもあります。


乳幼児がお父さんの水虫に感染して全身に症状が広がることもあります。掻き壊すとアトピー性皮膚炎の症状と見分けがつきにくくなるので、早めに医師の診察を受けましょう。


抗真菌症薬で症状は軽くなります。なかなか治りにくいので、根気よく治療する必要があります。

爪白癬の場合は爪が生え変わる半年以上の期間、重症の場合はそれ以上かかるので、途中で治療を中止しないようにしてください。中止してしまうとそれまでの治療が水の泡になります。

 

足白癬の場合、通気性のよい履物をはき、清潔を心がけましょう。本人だけでなく、家族に白癬菌症の人がいれば、同時に治療する必要があります。

また、自己判断で市販薬を使用することで治りにくくしている場合も多いので、専門医に診察してもらうことが大切です。

もう一つの理由として抗真菌薬はどれも薬の値段が高めなので、市販薬ではなく保険が効く処方箋でもらう方がオススメです。

 

このような細菌やウイルスの合併症にかからないように、清潔にすることを心掛けリスクを最小限に減らすようにしましょう。

 

アトピーの人は何からDHA・EPAの栄養素を取るのがベストなの??N-6系・N-3系脂肪酸ってなに??

 N-3系・N-6系脂肪酸とは

「N-6系」脂肪酸というのはリノール酸系の油で、マーガリンやサラダにかけるドレッシング、スナック菓子などにたくさん入っています。当然のことながら、文明が進んだ国でたくさん消費されています。このN-6系の脂肪酸は、体内でアトピー性皮膚炎を悪化させたり、喘息の発作を起こす物質に変化します

 

それなら「N-6系の脂肪酸は悪い物ではないか、食べない方が良いのではないか」と思われるかもしれませんが、さまざまなホルモンを作り皮下脂肪を作るのに重要な役割を果たしていますから、摂らないわけにもいきません。

食べる量が多いと問題が起きると考えるべきでしょう。実は脂肪酸には「N-6系」以外に「N-3系」があります。

 

N-3系脂肪酸は「EPA」「DHA」という油で魚にたくさん含まれるものです。この栄養素はアトピーの炎症を抑える働きがあることが研究の結果わかってきてます。

アトピー性皮膚炎の悪化には「N-6系」の摂りすぎだけでなく「N-6系」と「N-3系」のバランスも関係しています。

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N-3系・N-6系の摂取バランス・摂取量

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 表は厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」から抜粋しています。

ここでいう目安量とは⇒特定の集団において不足状態を示す人がほとんどいない量です。

N-3:N-6=1:4の割合での摂取が望ましいです。

 

健康の維持・増進のためには、様々な働きをするこれらの脂肪酸をバランスよくとりたいものです。そのためには、まずは脂質の摂取量全体を適切な量になるよう配慮した上で、魚を1日1回ほど食べ、油料理をする際は植物油にするなどして、肉や乳製品からの動物性脂質ばかりに偏らないようにすることが大切です。

DHAEPAのオススメ摂取方法

DHAを最も効率よく摂るには、お魚を生で食べることです。

でも、毎食お刺身というわけにもいきませんね。そこでさまざまな調理方法が必要です。気をつけたいのは、熱を加えると脂肪とともにDHAが逃げ出してしまうということ。焼いたり煮たりすると生のときの約80%天ぷらのような揚げ物では約50%に減ってしまいます。ですから、ホイル焼きにするなど、脂をなるべく逃さないような工夫が必要です。できるだけ染み出した油も取るようにしましょう。

 

ただし、魚には痒みの原因になるヒスチジンを多く含むものもあります。

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ヒスチジンを多く含むマグロ・カツオ・ブリなどの魚種は避ける方が痒みが抑えられるでしょう。

大まかな摂取量としては毎日、青魚の切り身一切れ。です

 

しかし、毎日魚を取り続けるのは正直無理という方や、そもそも魚が苦手という方もいると思います。

 

その場合は必須脂肪酸の1つであるαーリノレン酸を多く含むアマニ油をとるようにしましょう。

αーリノレン酸はアマニ油で摂取がオススメ

このαーリノレン酸は体内でEPADHAに変わる栄養素です。

アマニ油1g中にαーリノレン酸(N-3系)が約600㎎含まれます。

ただしN-6系も少なからず含まれるので注意が必要です。

 

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 量としては1日に小さじ1杯強を目安に取りましょう。

さらにもう1つ注意点として

アマニ油は熱にも弱いので、サラダにそのままかけて食べるなどの工夫が必要です。

 

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引用:

http://www.jaanet.org/pdf/atopi_tein.pdf

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4g.pdf

http://www.glico.co.jp/navi/e07.html

アトピーにDHA・EPAは有効なのか?

今回はDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)がどのような効果を持ち、アトピーには有効なのか?量はどれくらいがいいのか?などをみていこうと思います。

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目次

 

DHA・EPAとはなんなのか

DHAは、ドコサヘキサエン酸の略で、ヒトの体を構成するさまざまな細胞の膜に含まれる重要な成分です。DHAは体内で作ることができない栄養素である必須脂肪酸なので、食物から継続的に摂取する必要があります。

 

EPAは、エイコサペンタエン酸の略で、中性脂肪の低下や、血小板凝集の抑制に効果があるとして注目されています。EPAも体内で合成されない必須脂肪酸の一つです

 

ちなみにこれらの成分は薬にも応用されており、DHAEPA製剤の「ロトリガ」

EPA製剤の「エパデール」として売られています。

どちらも高脂血症を改善する薬ですね。

 

 

DHA・EPAがアトピーに有効という論文

1つ目の研究

マルハニチロと東北大医学部などと共同研究を行い、アトピー性皮膚炎として皮膚に「かゆみ」があってアレルギー体質などの条件を満たす26人(男19人、女7人、2~39歳)に、一日につき400~900mgのDHAを14週間内服させました。
その結果、「かゆみ」「しっしん」「あかみ」などの症状が緩和される

ということがわかりました。

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2つ目の研究

実は皮膚に塗布するタイプの塗り薬でこのEPADHAを利用した薬があります。

DHAEPA含有軟膏の開発者、香川県立津田病院小児科部長である渡辺俊之先生が2002年に市販薬を持って調査した結果その有効性が認められています。

 

内外薬品株式会社が、2002年11月に医薬品として製造承認を受けた非ステロイド性外用剤「ダイアフラジン軟膏」を一般薬局から発売していますが、これは非ステロイド剤なので安心して使用することができます。

 

 「ダイアフラジン軟膏」に含有しているDHAEPAは、アトピー性皮膚炎の発症および悪化に関与する化学伝達物質の一つ、ロイコトリエンB4の産生を抑制する事が明らかにされているので、実際に「ダイアフラジン軟膏」でアトピー性皮膚炎患者が良くなるか?ということをテーマに渡辺先生が、アトピー性皮膚炎患者27名を対象に臨床試験を行ったそうです。本軟膏を使用し、症状の重症度(注2)の推移を1~8か月間経過観察したところ、著効93%(25名)、有効7%(2名)、無効0%と全例有効以上という結果でした

 

なお、副作用は認められず、試験期間中は、原則として、本製品のみを使用し、他の外用剤および内服薬は使用していないとのことです。

 

3つ目の研究

徳島大学大学院医歯薬学研究部の安友康二教授らの研究グループは、小児科医師・渡辺俊之先生との共同研究により、DHA/EPAアトピー性皮膚炎に対する治療効果をマウス実験によって検証し、その研究成果を医学誌「The Journal of Medical Investigation」に発表しました。
 
結果、DHA/EPAはLTB4の産生を抑制することにより、アトピー性皮膚炎に効果があることが強く示唆されました。
 

DHA・EPAは1日どれくらい摂取したらいいのか?

DHAEPAアトピーに有効な事がわかりましたが、やたらめったら摂取すればいいってものではありません。

過ぎたるは及ばざるが如しです。

 

欧州食品安全機関(EFSA)では1日5gアメリカでは3gの摂取において、特に問題ないとされています。

日本ではDHAEPAの目安量はありませんが、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、n-3系脂肪酸の目安量を設定しています。

 

目安量は欠乏症を予防する観点から設定されておりますが、α-リノレン酸EPADHAといった他のn-3系脂肪酸とを生体内で機能を区別するのが難しいことから、n-3系脂肪酸の摂取量として基準が設定されています。

 

1日の摂取目安量として、n-3系脂肪酸成人男性の場合2.0g~2.4g、成人女性で1.6g~2.0gの摂取が推奨されています。
DHAEPAは、必要な栄養素であるため、一度に大量に摂取するよりも、毎日こまめに目標量を摂取することをお勧めします。

 

 

引用:

https://www.maruha-nichiro.co.jp/dha/dha10500.html

 

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ニキビとアトピーは表裏一体

アトピーとニキビはとてもややこしい関係にあります。

表裏一体の理由を見ていきましょう。

 

 

ニキビの原因

ニキビは毛穴に皮脂がたまり、出口が炎症を起こして小さく隆起したもので、すぐに治ってしまう軽いものから、ニキビ痕として跡を残してしまう重症のものまであります。

 

ステロイドの副作用にある「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気の通称なのです。

 

原因は大きく3つ

  1. 毛穴の閉塞
  2. 皮脂の過剰な分泌
  3. アクネ菌」というニキビの元となる菌の繁殖

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ですね。

この中でステロイドが大きく関与するのは「アクネ菌」の繁殖です。

ステロイドは免疫を抑制する薬なんですが、この作用によって細菌への抵抗力がなくなり細菌が増えやすくなります。

アトピーでただでさえ壊れている皮膚なのに、さらに免疫力を抑制するので細菌は増え放題ですね。

 

 また、アトピーの人は肌が乾燥しているため肌を皮脂で補おうとするため、毛穴から必要以上の皮脂を分泌します。

その過剰分泌した皮脂をエサに、ニキビの元凶であるアクネ菌が増殖してニキビができるというわけです。

 

 

まさに、「あちらを立てればこちらが立たず」の状態です。

ステロイドを使えば、ニキビが悪化する。

ニキビの薬を使えば肌が荒れアトピーが悪化する。

という悪循環に陥ります。

 

ニキビとアトピーが併発した場合の治療方針とは

アトピーに併発したニキビはかなり厄介です。

 

こういう場合、顔だからといって弱めのステロイドを使うのではなく、逆に強めの軟膏を薄くぬり、アトピーによる皮膚の痒み・炎症を短期間で抑え、保湿剤だけに切り替えます。

 

肌の状態が良くなった時点でニキビの治療にもっていく場合が多いですね。

 

症状が悪化し、細菌による炎症まででてきたケース(いわゆる‘赤ニキビ’)では、抗生物質がはいったアクアチム・クリームやゲンタシン軟膏が処方されることがありますが、それで治らないケースが多々あり、さらに、ミノマイシン(テトロサイクリン系)などの抗生物質が飲み薬として使われることもあります。

 

自分の場合は錠剤でも治らなかったので、病院の先生に顔に針を刺してもらって膿を抜く治療をしていました。

 

そこまでならないようにアトピーだけでなく、ニキビの対処もあらかじめ行う事が大切ですね。

食事・睡眠・ストレス・肌環境を見直していきましょう!!

 

 

 

また、似たような病気にも注意が必要です。

マラセチア毛包炎

ニキビに似た症状を引き起こす皮膚病の中に、「マラセチア毛包炎」という病気があります。

発疹は赤く、時に膿をもち、見かけはニキビに非常に似ていますが、原因がニキビの原因菌であるアクネ菌ではなくマラセチアというカビの一種です。
 

症状は、ニキビに比べ、大きさが均等にそろった赤みの強い発疹が多数見られることが特徴ですが、見た目でニキビと区別することはなかなか難しい病気です。
 

汗が多くなる時期や紫外線に当たる時期に多く見られ、通常のニキビ治療を行っても治りません。
診断は発疹の内容物を取り出し、顕微鏡で見たり、培養検査をすることで確定されます。

なので、ニキビだと思って自己判断で抗菌薬の塗り薬を使うのではなく皮膚科に受診し、正しい治療を受ける・行うようにしましょう。

 

 

 

いろいろな保湿剤の使い分け・保湿力の比較 

薬・市販の保湿剤にも色々な種類があります。

今回はそれぞれの違い・用途についてみていきます。

 

目次

 

薬による作用の違い

 

ヘパリン類似物質含有製剤

吸湿して角層に水分を付与する作用があり、持続的な保湿効果があることが特徴です。

 

尿素製剤

ヘパリン類似物質と同様に、吸湿して角層に水分を付与します。角質融解作用があるのでかかとなどのひび割れなどに良く使われます。また、角質融解作用により皮膚バリア機能が低下した皮膚では刺激を感じることがあります

 

 

ワセリン

角層に水分を付与する作用はなく、油分が被膜となって皮膚を覆うことで、皮膚の水分蒸散を防ぎます。被覆性が高いことが特徴ですが、べたつくことがあります。使用感はリップクリームのような感じですね。口角炎による亀裂など、皮膚がよく動くところの保護にも使われます。

 

皮膚のバリア機能比較

皮膚は体表面を覆う人体最大の器官であり、体内からの水分蒸散や、体外からの異物の侵入を防ぐバリア機能を担っています。

 

脂腺・汗腺から分泌される皮脂や汗、そして皮膚常在菌による代謝物などが皮膚表面を弱酸性に保ち、病原菌の感染等を防いでいます。

 

ではまず皮膚のバリア機能を見ていきましょう。

 

下のグラフはそれぞれの保湿剤を乾燥肌のモルモットに塗った時の肌からの水分の蒸発量を調べたものです。

 

※縦軸=経表皮水分蒸散量(Transepidermal water loss:TEWL)
皮膚から蒸散する水分量であり皮膚バリア機能の指標である。TEWLが高いほど、皮膚バリア機能が低下していると考えられる。

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ヒルドイドソフト軟膏は塗った直後から肌からの水分の蒸発を抑え、正常な皮膚の状態ちかくまで改善させています。

 

尿素製剤は角質融解作用により肌からの水分の蒸発量を増やしてしまっていますね。

 

ワセリンは水分の蒸発は防ぎますが、その効果はヒルドイド軟膏の方が上です。

 

肌の水分量比較

角層水分含量とは、皮膚の最も外側にあり10~20μmほどの厚さを持つ角層に含まれる水分量のことで、健康な角層には約20~30%程度の水分が含まれます。

 

角層水分含量は、角層の柔軟性やキメなどに大きな影響を与えることから、保湿剤などによる保湿ケアが重要です。

 

次のグラフはそれぞれの薬を乾燥肌のモルモットに塗った時の水分保持力を見ています。

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ヒルドイド軟膏は塗布後2日後から正常皮膚の角質水分量をはるかに上回る数値を示しています。

 

白色ワセリン尿素製剤は正常皮膚よりも水分保持力が低くなることがわかります。

 

まとめると

ヒルドイドはやはり保湿力に特化した薬

尿素製剤は肌の軟化

ワセリンは肌の保護がメインの作用ですね。

 

市販の化粧品にも尿素やワセリンなどを含んだものが数多くあります。

成分の効果をしっかり理解した上で購入・使用するようにしてくださいね。

 

引用元:

https://www.maruho.co.jp/medical/hirudoid/moisturizer/

 

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L-92乳酸菌って本当にアトピーに効くの?

最近よくL-92乳酸菌がアトピーに効きますよ~という広告をみますね。

実際に実際、どうなのか見ていきましょう。

 

目次

 

L-92乳酸菌がアトピーに有効であるというデータ

「からだにピース」で有名なカルピス社のHPにデータが載っていました。

あいち小児保健医療総合センターの伊藤浩明先生が試験を行った乳幼児のアトピー性皮膚炎の研究データと、以前試験を行った小児のアトピー性皮膚炎への研究データで「L-92乳酸菌」の有効性を確認しています。とのこと

 

試験概要

4歳から15歳までのアトピー性皮膚炎患児20名を対象に、「L-92乳酸菌」を摂取し、皮膚症状変化の観察および血液検査を実施しました。

 

結果

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90%以上の人に有効性を確認できた。としています

これが本当ならかなり高い数値ですが・・・

 

成人のアトピー緩和にも有効というデータ

神奈川県の横浜市大で行った試験では難治例が多い中等症以上の成人のアトピー性皮膚炎に対して、明確な有効性が示されました。

 

試験概要

18歳から54歳のアトピー性皮膚炎患者49名のうち、24名に「L-92乳酸菌」を含んだ食品を、25名に「L-92乳酸菌」を含まない食品(プラセボ)を摂取してもらいました。通常の投薬治療は継続したまま8週間摂取してもらい、その他臨床経過を比較

 

結果

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SCORADとは、Scoring of Atopic Dermatitisの略で、アトピー性皮膚炎の重症度の程度を客観的に評価するために開発された指標。皮膚炎の範囲、皮膚炎の強さ、および主観的な症状の3つの要素から算出される。

図をみると確かに改善していることがわかりますね。

 

しかし、これを鵜呑みにしていいのか・・・

 

2016年 日本皮膚科学会でのL-92乳酸菌の評価

プロバイオティクスは,2001 年に Lancet に発表されたアトピー性皮膚炎の予防効果に関する研究101)を契機に,広く注目を集めるようになった.

その後も,Lactobacillus rhamnosus GG をはじめとするプロバイオティクスが,乳幼児のアトピー性皮膚炎の発症の予防や進展の抑制に寄与するという報告が散見される.

国内でも,乳酸菌飲料(L. acidophilus L-92)の飲用によりアトピー性皮膚炎の臨床症状の軽減が認められたという報告がなされた.

しかしながら,

台湾における検討では,プロバイオティクスは児のアトピー性皮膚炎の予防や進展を抑制しなかった。

 

アトピー性皮膚炎の症状改善に推奨するだけの明確かつ十分なエビデンスであるとはいいがたい

としています。

エビデンスレベルはBでした。

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効果を正確に評価するにはまだデータが少ないようです。

 

総評すると、試してみてもいいんじゃないかな

という感じですね。L-92乳酸菌は他にもピロリ菌対策・アレルギー性鼻炎・花粉症・インフルエンザ感染抑制に効果があるとしているので、飲んでみる価値はありそうです。

 

これから冬になりインフルも流行ってくると思うので、くにぺいも試してみるかもしれません。その時はまたブログにしていきますね♪

 

引用元:

https://calpis-kenko.jp/l92/research.html

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/atopicdermatitis_guideline.pdf

 

アトピー・火傷・床ずれなどでジュクジュクしたときの対処/治療法としてモイスキンパッド!!

肌が壊れてジュクジュクしてくると、生活の質もガクッと下がりますよね。

体のいたる所から汁が出るという不快感。外出もままならない。寝る時もしんどい。

皮膚を動かすとまた出てくる・・・etc

 

自分も顔がジュクジュクして大変だったことがあります。その時はとりあえず、その辺にあるティッシュを患部に付けて対処してたんですがこれが間違いでした。

 

塗っている薬もティッシュに吸収されてしまうし、ティッシュは貼りついて取れなくなるし・・・これが治りを遅くしてた原因になってました。

 

いろいろ探して、これはアトピーの人も使いやすいんじゃないかなというものがあったので紹介しますね。

 

その名も

モイスキンパッド です。白十字が作っているガーゼですね。

いろいろ詳しく見ていきましょう。

目次

 

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モイスキンパッドのメリット

1.傷からの体液を適度に吸収し、固着しにくいパッド!

モイスキンパッドは傷からにじみ出てくる体液:滲出液(しんしゅつえき)を適度に吸収し、創傷に固着しにくい外科用パッド。
吸収層は不織布&ポリマーシートでガーゼの約30倍吸収。滲出液は創傷側のポリエステルフィルム孔を通過し、ポリマーシートで吸収・拡散される為、逆戻りする事がありません。
また創傷側のポリエステルフィルムは創傷に固着しにくく、粘着材も不使用の為、交換もしやすく、パッド交換時の患者さんの負担を軽減。

これで剥がすときの痛みも肌を傷つけることも抑えられます。

 

2.格子模様の表側は透湿性能と防水機能!

格子模様の表側は内部の湿度を逃がし、外側からの水分・汚物の浸入を防ぐ透湿性防水フィルム。
視認性の高い白色格子模様をしているので、表側より滲出液(しんしゅつえき)の拡散の状況を確認可能。

これで外部からの刺激を軽減できます。

 

3.軟膏を塗ることが出来る!

 必要に応じて白色ワセリン等を吸収面(有孔フィルム面)に塗布して使用することができます。

 

4.滅菌されている!

滅菌されていないパッドもよくあります。これは安心して使えますね。

 

モイスキンパッドのデメリット

1.値段が高い

これが安ければ・・・・(泣

大きさは色々タイプがあるんですが、75×100㎜ 60枚入りのモノで

価格 約5500円ほど。これはう~んと考えてしまいますね。

 

2.切ってはいけないタイプのガーゼ

切って使えないので顔などには使いにくいですね。サイズを考えて購入しなければいけません。

欲を言えば、フェイスパックのような顔の形用のガーゼを作ってほしいところです。

 

3.包帯やテープで固定しなければいけない

ネット包帯などは粘着剤がついていないので肌には優しいですが、固定しずらいです。

テープによる固定だと場所によっては難しかったり、かぶれの原因になったりしますね。

 

使用者の評価

良い意見

●病院の先生からのオススメで購入しました。モイスキンパッドの効果があり治りが早かったです。

 

●床ずれで購入しました。浸出液をよく吸ってくれるので良いです。

 

●病院でガーゼの処置をしてもらっていましたが、ガーゼ交換をするたびに再生しかけている皮膚がはがれてしまうのが気になったため、こちらの商品を使用するようになりました。パッドにワセリンを塗って使用してみたところ、交換時の痛みはまったくなく、皮膚が剥がれてしまうこともないため、安心して使用できました。

 

●普通のガーゼだと薬が吸収されますが、こちらはガーゼの表面にビニールがあるので薬が吸収されず傷に浸透してグッドです!

 

悪い意見

●パッドの周りの接着部分でかぶれが起きたかもしれないので、使用する際は一度、試してみることが必要かも。

 

●金銭面がなかなか厳しいけども、切羽詰まっているので購入しました。

効果は良いです。

 

 

という事が主に言われてますね。ざっと見た感じでは高評価のガーゼです。

なんども言うようですが、やはり金額が最大の敵ですね。

しかし、生活の質を高めるならば検討してみてはいかがでしょうか?

 

以上、くにぺいでした!!